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お招きを受けて、naomiちゃんが主演する舞台「Woman~源氏物語より~」を観にいってきました。 彼女は桐壺の更衣と現代の女性の2役を演じていましたが、とても綺麗でした。元から美人だとは思っていましたが、本当に舞台栄えする、華やかな女性です。歌声も美しく、すっかり聴き惚れてしまいました。 物語は源氏に登場する主だった女性が出てきて、当時と現代を照らし合わせながら進みました。自分でも不思議だったのが、子供を育てるようになって、この物語の捉え方が変わったと気がついたことです。 それは、明石の君が愛娘を紫の上へ託す場面。 ここはとても重要な場面でありながら、 以前のわたしにはその辛さを真に理解することは出来ませんでした。 ですが、今回お芝居のなかで、いちばん泣けたのがこのシーンです。 周りでも女性たちのすすり泣く声が聞こえてきました。 きっと、また何年かしたら、心に響く場面が新たに増えていくのでしょうね。 改めて深い物語だと思いました。 漫画『あさきゆめみし』から始まり、 与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、渡辺淳一、瀬戸内寂聴、田辺聖子など、 色々な現代語訳、解釈を読みました。 もちろん自分自身も古文の授業で原文を読みましたし、 ここに出てくる言い回しを真似したりもしていましたw どの女性も好きですが、わたしが最も愛しているのは葵の上です。 彼女の気高さゆえの不器用さがとても切なく、 長い月日を経て源氏の君と心が通じたときの真情の変化など、 涙なくして読めませんでした。 次に好きな女性は、女三の宮。 無邪気で世間知らずの可憐なお姫様。 数奇な人生を辿ることとなりますが、 ひとりの男性(柏木)からあそこまで命がけで愛されるというのは、 あの時代としては、とても幸せなことだったのではないでしょうか。 TBSでも何度もドラマ化されていますが、 わたしがリアルタイムで観たのは、東山紀之さんが光源氏役をされたものです。 当時、ビデオに録画し、本当に擦り切れるほど鑑賞しました。 セットがちょっと安っぽかったのと、 女優さんの配役でイマイチしっくり来ない点もありましたが、 それでも十分見ごたえがありました。 もしこれをNHKの大河ドラマで お金と時間をたっぷり使ってやるなら誰がいいかなと、 夜寝付けないときに妄想するのが楽しみのひとつでもあります。 それから、歌舞伎座でも何回か源氏物語を観劇したこともあります。 大学生の頃、数年くらい歌舞伎に傾倒していたのですが、 普段は嫌がってついてきてくれなかった友人達も源氏物語だけは付き合ってくれました。 それくらい女性に愛されている文学なのでしょうね。
by ruschka
| 2008-10-21 10:59
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